CDドライブからつまようじ生えてきた | 闇プロジェクト::zoe

CDドライブからつまようじ生えてきた

「闇プロジェクト」って決して最後まで闇を貫き通すことが目的じゃなくて、いつかは光を導きたいなーとは考えていてようやく色々話がまとまりだしてきたし、いよいよ本腰入れてやんなくちゃねって思うようになってきた。

色々することは盛りだくさんで何から手をつければいいのか・・・という感じだが、僕を含めた闇プロメンバーはあまりサーバ構築ということに知識がないため、でもしていかなくちゃならないし基本的なことくらい自分でできるようになりたいということから、これまで「電源を切っても大丈夫なサーバ」という一般的にはサーバと呼んではいけないサーバ的WindowsPCを、この度Linuxへ変えてみようと思った。うは。

 

僕にしてみたらLinuxもUnixもLinx(昔あった携帯ゲーム機)もクリニークもわけわかんないぜっ!て感じなので、親切に解説してくれている書籍を購入し、そいつに沿ってインストール作業を行うことにした。

 

だがインストール作業を行う前から問題を一つ抱えていた。それはこのPCのCDドライブがきまぐれなヤツで、時々起きてくれない。自分がCDドライブであることを思い出したかのように「しゅい~~~~~~ん、クククッ。」って音をたて、僕が「おおおっ!」っと驚き喜びの表情を見せると、それを見たかのように

 

「しゅしゅしゅ~ん・・・・しゅる。」

 

と言って止まりだすくらい、いぢわるなヤツだ。こんなヤツを相手にインストール作業を進めなくてはならない。CDリード中に止まったらどうすればいいのか?全く動かなかったらどうするんだ?!そんな疑問がはじめからなかったとは言えないが仕方がない。もう高い書籍は既にお買い上げなのだから・・・。

 

しかし一つだけ奥の手を持っていた。昔から僕は動きの不安定な機械類は「接触が悪い」という症状でひとくくりにしていた。ファミコンでマリオの顔がレンガ模様にバグったりしてた時に、「フッ!」とROM挿入部に息を吹きかけて、再度ゆーっくりと差込み「映ってください。」と誰に言ってるのか分からないお願いをして直っちゃうのと同じように今回のケースも接触不良で動きが悪いんだと勝手に決め付けてドライブのトレーの隙間に「つまようじ」を差込み、ちょっとやそっとの振動では動かないように固定をした。・・・・・・・「しゅい~~~~~~ん、クククッ。」

 

将来はPCの修理屋になろうかと思った。

 

その後もCDドライブの挙動不審により通常のインストール作業の5倍以上の時間を費やしながらも、Linuxのインストール作業をマニュアルどおりにチャクチャクとこなし、インストール終了の画面を確認して「ついにLinuxデビューか・・・。」と安堵の表情を浮かべ、珈琲たいむを楽しみながら再起動を行った。

 

ししししししかしっ!!

画面には虹色の縞模様しかでないっ!!!ハードはカリカリ音を立ててるのに画面は変わらない!

CDの入れる順番を間違えたか、いや、そんなのはウィザード画面で許してはくれない。じゃあなんでよ!?

と焦りの表情でググってみると、

 

「Intel 81X系のチップを使ってるPCはビデオが不安定になる。」との記事があった。81X?そんなかっこいい名前のチップは使っていないだろう、でも調べてみようと自分のPCのビデオチップの型番を確認した。

 

 

 

「Intel 810」

 

 

 

ビンゴ。

対応策も書いてあったが、今は立ち直れない・・・。少しの間電源アダプタを入れることはないだろう。

オレの涙が乾くまでは・・・。

 

 

zoe